一瞬先は闇の夜

地味で根暗な底辺アラフォー喪女の吐露

不幸は他人のせい、幸福は他力本願で

昨日から始業でした。

月に見守られて家を出て、星を追いかけて家に帰る。
なんて、ちょっと詩的な響き。
実態は、達成感も興味もない、そして意味もない、誰にでもできる仕事をやっつけて、げっそりした顔で満員電車で潰されてるだけなんですけれど。
やりたいこともできることもなく、自己分析もせずに就いた職なので、当然の報いですね。

もうアラフォーですので、ちゃんとした同世代の人たちは、仕事でそれなりのポジションにいたり、家庭を持って自分の家族のために生きていたり、なんらか自分のアイデンティティを確立して、自分比で充実した人生を構築しつつあるものなんでしょうね。
それぞれに知己の顔を思い浮かべつつ。

翻ってわたしは、どれ一つとっても何もなくて。

だんだんと、そういう人たちから、この身を隠して生きていきたいと思うようになってしまいました。
元から交友範囲は極めて狭かったわたし。
友達と呼べるほどの人もないので、隠れようと思えばいとも簡単に隠れられて。
親を除けば、わたしを思い出す人なんて、片手の指ですら持て余してしまうくらいしかいないのです。
こんな姿恥ずかしい、とかを超えて、こんなものを目に入れさせると気の毒、という感情しか沸いてこない。

せめてきれいであれば、まだ救いは、いや、ないない、だってアラフォーだもの。
と思って、自分磨きだってしなかった。

自分にとって、楽で気持ちのいいことだけを、しかも与えられたものだけの中から選んだ結果がこれか。

わたしの向上心は、多分遺伝子レベルで欠落しているのだと思います。
と、自分ではない何かのせいにしてら今日もスマホでゲームとマンガ。
反吐が出ますね。実際には出ないんですけれど。

わたしにも何かあるはず、今日がいちばん若いわたしなのだし、人生はどの瞬間からでも再構築できる、なんて、思ってもみるんだけど、失敗したシュー生地のように、ぷーっと膨れても、一瞬でへたって戻らない。

こんなわたし以上にダメなアラフォー女性なんているのかな。
仕事もない、美貌もない、健康もない、知性も体力もセンスもない。
人を羨む気力もない。
しかも、これでもまだ、本気で王子様に見つけてほしいと思っているのだから、滑稽にも程がある。